太陽が東へ沈むまで

毎日新しいこと発見。ネガティビスト脱却宣言。好きなものは全部繋がっていくと信じている凡社会人1年目がお送りします。

今年買った新譜と、今年聴いた新譜。

振り返りが追いつきません

今年リリースされた新譜を総ざらいしている最中。

twitterで毎週金曜日「今週の4枚」と題して気になった新譜を載せていた。リリースラッシュの週は8枚になったり12枚になったりする。基本的にApple Musicの恩恵にあやかり、サブスクが解禁されていないor新譜の追加されないアーティストでどうしても聴きたいものは購入した。4枚1セットでスクショを載せて一言添えるというパターンで、去年の中旬から思いつきで始めたのだけど、今年1年途切れることなく更新することができた。

 

といっても、とりあえず新譜をライブラリに追加してスクショ撮って載せて音楽を少しつまんで感想を書くことなど誰でもできる。つまり「聴いていない新譜が多すぎる」。追加したまま、後で聴こうとしたまま翌週になり新譜で埋もれていく、この繰り返し。その点では大きな反省が残っている。

もちろん音楽を義務で聴くようになると本末転倒である。ただ、そのときそのときで聴きたいジャンルは変わってくるから、信頼と実績のあるアーティストの作品を優先して聴いてしまうことが多くなる。既に聴き込んでいる作品を聴きたくなることもあり、新譜にまで手が回らない。1日に音楽聴ける時間は限られているし、音楽全振り人間なら少しの時間も惜しんで耳に流し込もうとするんだろうけど、本も読みたいし映画もバラエティも観たいしラジオも聴きたい。酒飲みに外にも出たい。目と耳の活動は両立しづらいのだ。そうこうしているうちに年末になってしまったという訳。言い訳三昧でサーセン

 

というわけで、卒論の準備をしつつ、iTunesを見返して1月分から聴いて(聴き直して)いる。そういえば今年はあまりCDを買わなかったなあ。すぐ思い出せるもんな。少ないのでちょっと思ったこと書いておきます。曲の感想はうまく書けない。(データのみ購入した作品は今回スルーします理由はまだない)

 

今年買った新譜

  • SIX LOUNGE / 夢うつつ
夢うつつ(初回限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト: SIX LOUNGE,ナガマツシンタロウ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: CD
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 このバンドは親心というか、親戚のおじさん気分で動向を追っちゃうんだよねぇ。コードかき鳴らしながら気持ちを等身大に叫ぶスタイルって、24歳にもなると聴いていてこっ恥ずかしく感じちゃう瞬間も増えてきたのに、熱さだけは持っていたい。こんなわがままをどこにぶつけられるかどこかにぶつけてもらえるか、SIX LOUNGEに任せます。商業的にはメジャーデビューして苦戦しているようですが、インディーズに戻って大分には帰ってくんなよ!東京で這いつくばれ。

 再結成ユニコーン以降にファンになった者です、どうかお見知りおきを。といっても来年には再結成10周年です。未だにいろんなクオリティを維持しているのは驚嘆。おじさんの本気、この本気には音楽や遊び心が詰まっている。毎アルバムに付属しているレコーディング風景の映像は、たのしそーに音楽やってるアラ還のおっさんたちを覗き見できるので必見です。今作ではメイキングは観れませんが、代わりに30周年記念ライブ「若返る勤労」のライブ映像と表題曲のMVを収録したDVDがついています。あれだけ酒とタバコ嗜んでいるのに民生の声が劣化しないのは類まれな喉を授かったってことなんでしょうね。こっそりどこかのつべで観れる民生のinnocent world、ラスト最高だもんな。

 オールタイムベストではなく、「海のYeah!!」以降の1998年~2018年までのベスト。サザンはオリジナルアルバムに入っていないシングル曲も多くて、だから早くシングルベスト的なものを出してほしい。解散後じゃないと絶対アミューズは出さないだろうからまだまだ待ちますけど。「北鎌倉の思い出」「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」「壮年JUMP」「弥蜜塌菜のしらべ(ボーナストラック)」が新曲ですね。リアルタイムのサザンの思い出としては、2015年元旦になった瞬間、ニューアルバムのリリース決定と同時に「アロエ」のサビが流れるWOWOWのCMが流れてきたことが印象に残っています。このときはミスチルも「fantasy」の新曲が挿入されたCM流してたんだよね確か。最高の年明けだった...。

レーニア・フォグ

レーニア・フォグ

 「Maybe」が最高すぎてね...陰鬱の空気に飲み込まれそうで僅かな希望が残っているという曖昧な表現で茶を濁しますが、重々しさから解放されるサビは泣けるのよ。再結成以降の曲の中では一番かもしれん。本作がグラミーにもノミネートされるほど本国ではまだまだメジャーな存在、再び日本に来ることはあるんだろうか。そして生で観れる機会はあるんだろうか。

重力と呼吸

重力と呼吸

 一番最初に好きになったバンドだからね、お布施しますよそりゃ!ただ、「REFLECTION」から過去最長3年4ヶ月の間隔でのリリースということで、飢えたファンとしては10曲は少なすぎやしないかいミスチルさん…と思わずにはいられなかった。某掲示板見ても「深海BOLERO形式ですぐにもう一枚来るから」とか「配信オンリーの新曲も別にあるんじゃないか」とか素晴らしくポジティブな妄想がたくさんあったんですが、羽鳥慎一ばりの「ありませんでしたー」が聞こえてくるようです。先日SEKAI NO OWARIがアルバム3枚出すと発表してましたが、俺はミスチルにそれを期待してたんだよ!!!

ライブより音源派と自称しているのですが、ミスチルは簡単に取れないからライブやるくらいなら新曲出せって思ってしまう。11月24日別府のライブ、当選したのに大学の補講と被るかもしれないから入金・発券せず泣く泣くキャンセルしたんだよ...悲しい...。2015未完ツアー(ヤフオクドーム)と2016ヒカリノアトリエツアー(熊本県立劇場)、この2回は死ぬまで忘れねえ。

 いやー、テロですな。これはテロです。以前は星野源がイケメンと呼ばれている意味が分からなかったりなーにが恋ダンスだなにが逃げ恥だガッキー奪いやがってと行き場のない怒りを持っていたりと「アンチホシノ」スタイルで周囲の真っ当な人間つまり星野源派と対立していた、そんな気持ちがどっかにすっ飛んでいったのです。薄汚れた心を持つモンスターが「分かるよその気持ち」と源さんに言われて「ふ、ふざけんなっ!お前に俺の何が分かる!」て返しつつも既に源様に心を許してしまっている、そんな手のひら返しが起こっています。名前すらかわいいもんなー。源さん表紙の雑誌も買っちゃったし。こりゃ認めちゃいます、伊達に売れてねえって。(星野源 音楽の話をしよう (AERAムック)

 

 

以上、6枚。たった6枚。学生の身分で金欠だったのもあるけど、今年はこんなまとめも読んでいたので、申し訳ない気持ち。

togetter.com

手元にあるってやっぱり嬉しいし作品として楽しむならフィジカルで買って持っておくべきなのよね。あまりにサブスクを頼りすぎていたなあ。来年はCD買えるように稼いでいこう。

 

今年聴いた新譜

そしてですね、先に書いたように2018年は毎週リリースの流れを追っていました。まだ聴けてない作品も多いため、年末らしいベスト50なんてものはまとめられません。

ここでも難しい問題があって、新譜をそのアーティストの過去作と比べて聴くべきなのか、それとも純粋に新譜の一枚として聴くべきなのか、非常に悩ましいところなのです。聴き方の問題。このアルバムいい!と思えるのならそれでいいんですが、それは過去の作品と比べて?そのジャンルの中で?これ、ある意味外行き用の聴き方なのかもしれません。アウトプットしたものが周りに見られるとなると、過去の作品とのつながりを意識しないとレビューできないんだろう。自分だけで完結するなら、そんなことを考える必要はないのだと思う。ただ単に過去作と比較できるほど聴いているアーティストがいないから困っているだけのことだ。あーうまく言語化して説明するのが今の俺の頭じゃ無理だ!

 

とりあえず、「今週の4枚」としてまとめた新譜を上半期と下半期にまとめたのでご紹介。

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上半期=236枚

下半期=272枚

合計=508枚

 

これだけ自分が聴きたいと思ってライブラリに追加したものがあるのに、マトモに消化したの半分もないかも…。
今年度中には、全部聴いて咀嚼してベストまとめるつもりです。誰も見てないブログですが、誰かに見られていると自分を急かしながら、というか自分自身がまとめておきたいから何とかします。というか卒論サボって4000字も何に労力使ってんだよ卒論に貼っていいすかこれ。アホチン。ファイアーパワッ!