Dream Theater / Distance Over Time 【海外サイトの1番乗りレビューを少し日本語訳にしてみた】
現時点で音源公開されている"Untethered Angel"と"Fall into the Light"以外の曲について言及されているレビュー記事を見つけましたので、拙い英語力で一部掻い摘んで日本語訳しました。
元記事はこちら。
DREAM THEATER - 'Distance Over Time' - Album Review - Amnplify
曲ごとのレビュー
"Paralyzed"
Toolを少し思わせるようなリズミカルなリフから始まる。多様なドラムや、ミドルセクションのヘヴィなグルーヴとフックのある歌メロが短い中に濃密に詰まっている。Forsakenのような曲と比べられるそう。
"Barstool Warrior"
イントロはELPライク、もしくはFalling into Infinityの曲想をよりプログレッシブにしたものを想起させ、叙情的なリードギターと歌メロは壮大かつ高まる気分を呼び起こすタイプ。例としてLosing Time、 Ministry of Lost SoulsやThe Bigger Pictureなど。多くのファンにとってハイライトになり得るだろう。
"Room 137"
ダークでどのパートも迫力がある。グルーヴィー、ヘヴィな7弦リフと共にペトルーシのソロはやべぇ。いろんな部分やリフの中にリズミカルな要素が含まれていて、あとマンジーニが初めて歌詞でも貢献してる。
"S2N"
とてもクール。始めのマイアン のメインリフがLTEやLines in the Sandの感じで、ギターソロも即興的で全体的にLTEの雰囲気を持つ。Dark Eternal Nightのラストと同じようなゆったりとしたアウトロで締めくくる、勇敢な曲(プログレッシブだけどDTがやるような曲ではないという意味だろうか?)
"At Wit's End"
これもスゲェ曲。イントロリフはThe Test That Stumped Them All的なfinger twister(両手タッピングのようなニュアンスでしょうか)。覚えやすいコーラスとソリッドなグルーヴ。多彩で良く作られた本作の中でもファンのフェイバリットの1つになるだろう。
"Out of Reach"
バラード。ラブリエの優しい声とペトの誠実なギターワーク。DTはバラード作りのセンスもあるねー。
"Pale Blue Dot"
まさにこの作品がリリースされた時にファンが絶賛するであろう曲。最初から最後までズバ抜けていて、広範囲のインストゥルメンタルセクションはMetropolis、Octavarium、A Change of Seasonsのような曲に見られるインストゥルメンタルセクションに引けを取らない。これで充分だろ!(原文:Enough said!)
"Viper King"
ボーナストラック。ステロイドを打ったVan HalenのHot for Teacherみたいでブルージー。明らかに本編全体の雰囲気には合わないからボーナストラックだと言うのも納得。
発売日は2月22日
以上がレビューを簡潔にまとめたものになります。"Pale Blue Dot"、期待しかないのよ。過去の名曲のような熱くスリリングな展開が俺らに手のひら返しさせるのだろうか…ワクワクが止まんねぇし堪んねぇなぁ…