太陽が東へ沈むまで

毎日新しいこと発見。ネガティビスト脱却宣言。好きなものは全部繋がっていくと信じている凡社会人1年目がお送りします。

学習指導案…地元で教員になるなら地元の大学がいいか?

指導案を書くという作業 - ならずものになろう

 

国語科の教員ということで自分に繋がるものがあるかなと思い、普段から勝手に見させて頂いているブログにこんな記事がありました。

 

規準、基準に頭を悩ませたり、生徒観の記述に苦労した教育実習生の頃を思い出しました。そして、大学で作っていた指導案と体裁がかなり異なることも対応に苦慮しました。

 

俺は地元から少し離れて県外の大学に通っているので、教育方針や学習指導の形態も異なります。めちゃくちゃしごき回されて書いた指導案、それに倣い提示した模擬授業が、地元の母校での実習では役に立たないこともザラにあり。毎晩深夜3時頃までパソコンに向かって格闘してました。

 

所詮一学生なので細かいところまでは述べる専門的知識がないのですが、各都道府県の教育委員会によって求める教職員像も違いますし、どういった児童生徒を育てるか指針も変わってきます。これはHPでも確認して比較して頂いたら分かると思います。

 

一つ思うのは、一県集中型の教員養成はあまり良くないのかなーと。もちろん教職科目の「教職論」「教育課程論」「教育原理」といった普遍的な科目(これも指導教員によって幾分か差があると思われますが)は一律的な指導がされているはずなのですが、各科目の教育法になると、やはりその大学の地元の経験者が指導することもあるわけで。うちの場合は定年退職した元高校教員が外部講師として指導に来ていました。だからその県の傾向対策が重視され、その他はなおざりで自分で取り組むしかありませんでした。

教育学部だと、教授の専門指導はどこにいっても通用するようなものを教えてくれるのかもしれませんね。

 

これもどこで教員になるか、の意識により変わることなのかな。どこでもいい、とにかく教員になりたい!という人は恐らくそんなことを考えないはず。俺の場合は絶対地元に帰って教員をやるって考えだったので、他県の動向を知ってもなぁって感じでした。今思えばアホな話です。

 

教員養成専門の教育学部ではない、免許取得可能であるだけの学部にいるから感じることでもあるのかと思ってますので、選択肢を広げたいならば教員免許の取れる文学部なり、経済学部なりに行った方がいいのでは?と言っておきます。そして教員になるならば地元の大学がいいかな?とも。確実に、無難にいくなら、ですよ。

 

卒業前にして学校の先生になりたい呪縛から逃れようとしている素人の俺からのささやかなアドバイスでした。