太陽が東へ沈むまで

毎日新しいこと発見。ネガティビスト脱却宣言。好きなものは全部繋がっていくと信じている凡社会人1年目がお送りします。

THE MANZAI2018、なんでウーマンラッシュアワーが毎年呼ばれるのか

ウーマンラッシュアワーの「ひとり政治漫談」に賛否が集まってますけども。

 

これを期待してフジが呼んでるとか見当違いも甚だしい。そもそも2011年から復活したTHE MANZAIがどんな番組だったか理解してるんでしょうか。

 

M-1が2010年に終了したことを受けて新しいコンクール、M-1の受け皿として始まったのがTHE MANZAI。その舞台で優勝したコンビが招待を受けて漫才を披露する場になったのが2015年からの特番。

だから最近地上波で観る機会の少なくなったハマカーンパンクブーブーも出るし、コンクール時代に決勝まで残っていた流れ星やテンダラーが毎回出てるんですね。

 

って書いておきながら自信もないんですが。でなきゃウーマンラッシュアワーは呼ばないでしょ、という気持ちもある。それを利用して独りよがりの漫才でもないものを漫才披露の場で観せるってのがあまり良いものだとは思わない。

話していた主義主張の中にはハッとさせられる事柄もあった。ただそういった事実を並べているに過ぎない。爆笑問題ぐらいソフトに時事を漫才として昇華してこそ、笑わせることができるのではないかな。

あの漫談の笑いどころは、パラダイスを置いてけぼりにして一人でめちゃくちゃ喋ってるところなんだったら、確かに面白かった。呆れの方が強かったけどね。

 

来年のTHE MANZAIで、3年越しに普通の漫才してしかもテンポも早くないネタとか見せて緩急の落差って意味でボケてくれたら「こいつらやるやん」と思えるんだろうけど、学習もせず同じ繰り返しでツイッターの同調する輩が図に乗るのが目に見える。

M-1グランプリ2018〔3回戦〕面白かったコンビ

今年もM-1グランプリ終わっちゃいましたねー。なんだか後味悪い展開になってしまって、特にとろサーモンはライブCD買うくらい応援してたから久保田のバカ!ですよ。発言的には武智の方が責められて然るべきこと言ってるんですけど、ニュース記事は全部久保田が言ったように書かれてるから、久保田ばかり批判してる人は一次情報をちゃんと見た上で批判してほしいですね。あと、霜降り明星は少し損した感がありますが同世代の若手ということでパパユパユパユも含めてこれからも応援していくよ。

 

てな感じで、今年は何故か気合い入れてM-1を観ていた分、思い入れも強いのです。GyaOで3回戦、準々決勝の動画が観れるようになったってのもでかいですね。会場の雰囲気は掴みづらいですが、遠方にいながら楽しめる。ネット時代の恩恵です。このコンビ上がってほしい!と思いながら決勝までの間も多くの漫才が観れるという。

今はもう公開終了していますが、3回戦全部観ました。大阪/京都会場、東京会場で合わせて300組ほどかな?暇なときに少しずつ観ていっている間に準々決勝、準決勝まで決まり、結局準々決勝の動画は観れずじまいでした…。熱意がまだ足りんのかもしれん。

とりあえず3回戦で面白かったコンビを備忘録としてまとめておきます。今更感半端ないですね。覚えているコンビのネタも軽く書く。ちなみに俺はコントに入る漫才よりしゃべくり漫才が好きです。ワードセンスを感じるような、あくまでも耳で聞くだけで理解できるような漫才が理想ではある。

 

  • 魔人無骨

日常的な場面での非日常的な会話、普通に話してるんだけどその捻り方が凄くツボでした。準決勝までいったんだよね、まだ2年目くらいだっけ。来年決勝で観たい。開催されたらだけど。

  • キュウ

「ええやん」これは良いフォーマットだよなぁ。清水さんの表情も良いし、その先の言葉がハマってるから楽しみに待ってしまうよね。ぴろのテンション低めのでも奥底に興奮をしまってる感じの喋りも絶妙。そこから出るボケってのが落差あっていい。「サトス」で心掴まれた。

  • のばしぼん。

顕如」。雑学で押し切るタイプ、そして顕如って目の付け所もシャープ。顕如ポーズも好きだし顕如推しが気持ちいい。

イロモノ枠なんだろうけど、しっかりTRFをリスペクトしている感じが好印象。DJ KOOがネタ考えてるのかな?5人いたら中途半端になりそうなところも、役割がそれぞれあるからちゃんとネタとして成り立ってるし、ネタ自体がしっかり面白いからok。笑

  • ノブナガ

テンションが良いと思った、のかな?ネタの内容覚えてないんだけど、若々しさがありアドリブ感もあり(前のコンビに触れてたような)。また観たいと思ったコンビなんですけどイマイチ記憶にない。

石井さんええよなー。男前なのに気取らない感じの男前でええですわ。毎回馬鹿ウケするようなネタではないんだけど、渋いお茶飲んでるような安心感と何となく和風というイメージがあるのは2人が落ち着いてるからなんだろうな。安田さんがボケて石井さんもボケ出すところは持ち味だよね。よく噛むけどね。縦に広がるネタ、人が増えてくネタが多い印象。笑

  • インディアンス

THE MANZAI出てたねー。この揚げ足取りタイプのネタは好きではあるけど、今回木村さんが「罵声」を「美声」と間違えるところとか「武闘派」を「ブドウ派」と間違えるところは、一度観ちゃうと二度目以降は冷めてしまう。手の内が分かってるのはどの漫才も同じだけど、まあこのネタは一回観りゃええなという。その先ありきって本が透けて見えてしまうのかなー。難しいね。

  • アルコ&ピース

ぶっこんできた!予定調和クソ喰らえの平子さん。「沈黙の〜」は聴いてなかったですが、酒井さん泣いたらしいね笑 それを知るとネタ中の「ちゃんとやろうよ〜」が切ない!でも面白かった、受かる気ないのがいい!

  • Aマッソ

Pちゃんネタだったかな。Aマッソは今一番好きなコンビで出会いはゲラニチョビだった。ピカミツ逮捕のせいでフワちゃんと3人で回った台湾オオギリーツアーが観れないんです。マジカルオオギリーツアーの中では台湾回が群を抜いて面白いのに!あと金属バットと霜降り明星どんどん階段上がっていってるぞ、負けんな。ゲラニチョビについては今後書く機会があるとは思いますのでこれくらいで。村上のポテンシャルは高いと思うので、加納ちゃんもう少し頭柔らかくしてほしい。彼女のワードセンスに惚れてるから、もう少し世間に迎合しつつ耐えつつ良いタイミングで疼くシュールを爆発させてほしい。

永遠の「松っちゃん待っててねー」枠になるのでしょうか。後2年ですか。売れてるからいいだろうけど、多分決勝には上がれないままなんだろうなあ。それでいいと思う。面白いんだけど、あとひと伸びが。自然にやってる感じと小宮のツッコミと相田のボケボケのボケがばちぼこハマる瞬間はカタルシスを感じるほどなんですが…。温泉マークからのテツトモからのあいつら嫌いの流れは素晴らしかった。

  • ぺこぱ

ツッコミ寸止めって言えばいいんだろうか。否定しないツッコミ。それがウケになり。ワンパターンちゃワンパターンなのに、ずっと笑ってた。

「バスガイド」。きょんさんの動きと表情愛くるしい〜。コンスタントに笑い取れる強度のあるボケが詰め込まれていて満足感あり。

  • マリオネットブラザーズ

すいません全然覚えてない。いつかまた観るときのために名前だけは忘れないようにしておこう。

  • モンローズ

ルーキーズに出てそうな暑苦しい方と飄々とツッコむ方。豚骨ラーメンと塩ラーメンくらい温度差あって好きだったなあ。

  • ドドん

坊さんってのは知ってたんですがネタ観るのは初めて。坊主を利用しつつしっかりしたネタでキャラものだとしても漫才として観てられた。

  • トムブラウン

M-1決勝行きましたねー!準決勝までいった時点で行ってくれと願ってましたがまさか本当に行くとは!おそらく「上沼叱られ枠」として上げたんでしょうが、目論見は外れ、なかなかの高評価。3回戦はナカジマックスだったかな。準々が土の中から出てくる加藤一二三だった気がします。去年キングムーミン観た衝撃はそのまま、濃密な3分間を過ごせました。布川さんの掴み「キャー!」が好きなんだけど分かってくれる人いないかな。ダブルブッキングのYouTubeチャンネルでネタ披露していて、その掴みが好きなんで貼っておきます。「誰か一緒に、暗いとこ行こ?」w

【ぶるぶるサーカス】#19 トム・ブラウン【団員選考オーディション】 - YouTube

覚えてないー!面白かったのは確か。ボケが結構不思議な感じで、ツッコミも不思議な感じだった気がする。

「はじめてのおつかい」だったかな。「童の初陣」とかそんなん笑うわw 伝統芸能風がクセになる。

  • オズワルド

若手。記憶になし。

  • ロングロング

所属会社が特殊なコンビでしたよね。

キングオブコント2018ファイナリスト。漫才でも面白かった。あのパターンではあるんだけどw 

  • プラスマイナス

陣地取るネタやったかな。いくと思ったけどなあー。ラストイヤー、お疲れ様でした。

ゆるいー。そしてうまい。好みのネタ。

 

 

3回戦観たせいで決勝「知ってるネタだー!」とあまり新鮮に楽しめなかったので、来年は決勝だけ観ることにします。

Dream Theaterの今後

DT新譜が2月22日にリリースされる。3年ぶりの新作からリードトラックが公開された。

DREAM THEATER - Untethered Angel (OFFICIAL VIDEO) - YouTube

耳の肥えたDTリスナーなら分かる、典型的なリードトラック。長すぎず短すぎず、とりあえず聴きどころは作りましたけどこれはまだまだ序の口だよタイプの曲。Outcry気に入ってるのかな。同じ系統の曲を入れる傾向にあるのがポートノイ脱退後の特徴でもある。他アーティストからの影響(パ○リ)からセルフパロディへ。

 

掴みはokという感じなのだけど、これだけ怖いってのがある。

マンジーニ加入1作目はペトルーシが打ち込んだドラムパターンにほぼ手を加えず演奏され、また作詞作曲も既に完成していたため卍さんの本領発揮は次回という状態だった。アルバム全体の雰囲気はI&Wを現代にアップデートしたような、ファンの待ち望んでいた路線。2ndと比較して考察をした海外バンドマンもいて、和訳されたサイトもある(後日URL貼ります)

2作目はセルフタイトルで期待を煽るも、ドラムのミックスが悪かったりフレーズも面白くなかったりとポー復帰を願う声も聞こえてきた。長尺曲もDTを聴く楽しみの1つだが、今作のIllumination Theoryは少々中だるみする構成になっていて、構成の妙はポートノイが担っていたのだと再確認する。アルバムとしては曲のコンパクト化、これは次作への伏線だったのかもしれない…

3作目、2枚組コンセプトアルバム。作曲はペトルーシとルーデス。2人が主導でほぼ作られているため、他のメンバーの意見等は一切ないのだと思う。チャレンジングスピリットは買いたい。ただ曲を短く34曲に分けたのはミスではないか。そして肝心の曲の質が低い。まあ2枚組コンセプトアルバムだし…しかし先の長くないベテランバンドの意欲作だと考えても、駄作は出して欲しくないという気持ちになっちゃう。あと何作出すか分からない年齢だぞあんたたちは。

 

そして次作。もうリスナーにとってもバンドにとっても逃げの言い訳はできない。手の内を明かすつもりが実はもう枯渇状態だったという、ファンも分かってはいたけど避けていたかった事実に直面するかもしれない。

 

次作に関する現時点での情報は、マイアン、マンジーニ、ラブリエが作詞を担当しているということ、ペトルーシプロデュース、ミックスBen Grosse、マスタリングTom Baker。つまりこれまで以上にバンドメンバーの関与が強まった作品である。総力を挙げてこんなものか、と評価を下されるといよいよ危ない。ポー礼賛ムードはより高まる。ちなみにミックス担当のBen GrosseはこれまでBreaking BenjaminやRedなどオルタナメタル系バンドのミキシングを多く行なっている、というのが1つの不安ではある…。

 

ファンの度肝を抜くような、まだこんな鳥肌の立つような曲作れたのか、とスタンディングオベーションしてしまうような作品に期待したい。まだ夢を見させてください…

漫画家のように、小説家のように。

 

ただ今卒業論文の作成真っ只中である。

大学を卒業するにあたって最後の関門であり、年末年始の休暇を返上しなければならないほどの苦労を伴う。大学によっては論文を書かなくてもいいところがあるらしい。

 

俺は喫煙者なので、キーボードを叩きながらくわえタバコで作業を進める。タバコを吸い、コーヒーを飲み、タバコを吸い、レッドブルを飲む。そして夜から朝まで卒論をまとめ、ゼミに持っていき添削をしてもらう。その後は講義もある。よく倒れないなと自分でも思う。徹夜明けはストレスと幸福度が上がるらしいが、ランナーズハイのようなもので実際身体はボロボロだろう。

 

締め切りに追われる漫画家や小説家の部屋もこんな感じなんだろうと容易に想像がつく。綺麗だった灰皿は、朝に近づくにつれて吸い殻と灰で底が見えなくなる。底が見えなくなるにつれて気持ちも不思議と高ぶっていく。

 

あと1ヶ月ほどで提出なのだが、未だ全体像は見えてこない。そろそろゴールが見えていなければならない時期なのに、曖昧が確信に変わらない。それでも意外と焦りはない。見える、なんだかんだ提出日には論文を終わらせ安堵している姿が。やるときはやる男なのだ、俺は。過信すると痛い目にあうので考え過ぎないようにする。不安がこの世の誰よりも、どんなものよりも嘘つきで、裏切り者なのだと今年一年繰り返しながらどうにかやってきた。

 

笑え。どんな顔をしてもいいから笑え。

一生好きになれない顔がある

顔の分類って日本人だけだったら大体100種類くらいでまとめられるのではないかと常々思っている。そういう研究の論文があれば読んでみたい。

 

個人的にはかまいたち山内みたいな顔した女は世の中に100人くらいいると思っている。天才バカボンのはじめちゃんを演じた早坂ひららも似ているし、営業職は神だと豪語する友人もこの系統だ。

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美人モデルだなんだは、元が分からないから反別不能である。化粧をすれば量産型モデル。目が小さいからとマツエクつけまくって黒目しかなくなるギャル風ブスが一番嫌いだ。あれは逆効果だと思う。

 

で、俺は嫌いな顔の系統が2人分混ざった人を見つけてしまった。嫌いな知り合いにそっくりだ。差別的かもしれないが、嫌なもんは嫌と言っておいた方がいい。

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トリプルファイヤー吉田。タモリ倶楽部にちょくちょく登場するバンドマン。ダイナマイト関西にも出ているのを見た事がある。

この系統の顔が大嫌いだ。薄笑いと、垂れた目の曖昧な感情。声が極端に高いか低いかのどちらかって顔をしている。

存在自体は否定しないし、多分顔さえ見なければ好意的に受け取れる。

 

ごめん、勝手に嫌いになってしまったが、才能のない者は非凡者を蔑んでしか生きていけないのだ。どうせ、どうせの人生を過ごすのだからこれくらい言わせてほしい。